昨日、小鳥がデッキの上で動かなくなっていた原因が判った。

 昨日の小鳥は、大きなガラス戸に激突して気を失っていたらしいことが、ガラス戸に可愛らしい羽毛が付着しているを見て、納得した。
 ボクは割と丹念にガラスを拭くほうなので、ガラスがないと錯覚するのか、小鳥が年に何回かドンと音を立ててガラス戸にぶっつかる。当たったところには抜け落ちた羽毛が付着し、デッキの上で気を失った小鳥が横たわっている。
 大抵の場合、小鳥は意識を取り戻して飛び去るが、中には運悪く絶命するのもいる。小鳥の注意を喚起するため、ガラス戸に細めの色付きテープでも貼り付けようかと思うが、戸外の鮮やかな緑の景観が遮られるようで、なかなか出来ないでいる。何か上手い方法はないものだろうか。

 ホールクロックは振り子が止まってしまうので、修理の専門が内部の機械だけを取り外して持ち帰った。外部のケースだけになって幾らか軽くなったので、チャンスだとばかりに置き場所を移動した。
 移動した後には西洋甲冑を置いた。

          

 この新しい場所で、ホールクロックがウエストミンスター寺院の鐘を鳴らしてくれるのを、もう今から待ち遠しいのである。