「水を治める者が国を治める」ならば、わが国には国を治める者はいなかったし、今もいない。  

12号台風は多くの災害をもたらし、未だ消えやらず日本海に生き続けて、日本中に雨を降らせ災難を撒き散らしているが、何か有らぬ意思を持った化け物みたいな奴だな。
その昔、黄河の氾濫を治めることが国を治めることと言われたそうな。さすれば例年のごとく洪水や土砂崩れに見舞われる日本には、国を治める者がいなかったし、津波も水の被害に違いなく平成の時代にも、日本に政治家はいないと言えよう。
政治家がいない国・日本は、ただ勤勉実直な働き者の庶民が国を支え、国家の体裁を保って来たのは庶民ではなかったか。
政治の無為無策によって齎された東日本の災害も、被災者自らの不屈の意思と頑張りによって、その復興が進められていると言えないか。永田町の連中は、ボランテヤーやNPO活動の邪魔にしかなってないと聞くが。
かく言うボクも、乏しい懐から僅かばかりの義捐金を送るぐらいしか出来ないのが恨めしい。でも、日本中の人が毎月1,000円でもいい義捐をすれば、それは凄い力になるのです。