大野地方の名産である「里芋」をいただいた。今晩は「芋の煮っ転がし」で、旨い地酒をやりますか。

 プールで一緒する女性が、大野地方(上庄地)の「里芋」(ここでは小芋のことを里芋と言う)を、わざわざ拙宅まで持参していただいた。
 コロコロと転がしながら煮汁が無くなるまで煮るから、「煮っ転がし」と言うのだろうな。「上庄地の里芋の煮っ転がし」は秋の味覚の絶品である。秋刀魚の塩焼きと「里芋の煮っ転がし」とで熱燗の地酒をチビリチビリとやれば、山里に桃源郷の心地して何物にも代え難い愉悦のヒトトキが訪れる。
 昨日、庭に落ちたままにしてあった栗の実を拾い集め、里芋と並べて写真を撮った。
    
    
    
 室内温度は23度、絶好の秋日和。午後のコーヒーブレイクにすれば、「よくぞ生きていたぞな」と思う秋の昼下がりである。